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復興支援活動


夢を持とうぜ!がんばろう日本!
2011年3月11日に起こった東北を中心とする東日本大震災で多くの方々が被害にあわれ、
私たちの住む横浜でさえ震影響を身近に感じるものがありました。
震災で被害にあった方々に深くお悔やみを申し上げるとともに、
復興をできる限り応援したいと思っています。
私たちの加盟する「日本太鼓連盟東北地方支部」では、いくつもの団体が津波による被害にあい、
亡くなったり太鼓や練習場が流されてしまいました。
その影響もあり、この翌週に控えたジュニアコンクールの全国大会は延期されました。
打鼓音ジュニアも出場延期のショックより、一日も早い復興を願い、心から思いました。
震災復興支援の為の取り組み復興への転換

打鼓音は2011年8月に社会福祉法人あゆみの国のなかま特別養護老人ホームしなの森のさと施設長小林栄司氏のご協力で、
岩手県釜石市と福島県須賀川市へ鎮魂太鼓の演奏依頼を受けた。
打鼓音ジュニアメンバーから11名が参加し、岩手・福島で4回の鎮魂太鼓を披露し、現地の人々を応援した。
現地に赴くと震災による被害がどれだけ大きいものだったのかを認識させられた。
海岸沿岸の両石町では津波によりほとんどの家が流されたと悲痛の叫びを直に聞き、
25人の亡くなられた方々への鎮魂太鼓を贈った。
また釜石の中央通りでは、津波による被害からかほとんどの商店が営業も復旧作業もできずにいた。
私たちの演奏に多くの人が集まり、最後まで炎天下の中、演奏を聴いてくださった。
さらに、 この日のメインの演奏となる釜石市の体育館では、 仮設住宅に移動する前の最後のイベントとして演奏を行うこととなった。そこで暮らした500名以上の人たちで会場はいっばいとなり、太鼓とコーラスとしなの森のさとのスタッフが協力して最後にふさわし い感動的な演奏で幕を閉じた。
翌日には、福島へ移動し、須賀川の老人ホームいわせ長寿会にて夏祭りに参加する形で演奏を行った。
福島では放射線による作物への影響が大きく、お米を作るはずの田んぼの多くが、 綺麗なひまわり畑に変わっていた。
2000年にキューバ遠征で訪問した「チェルノブイリ」原発事故による、
 被害者たちを収容する施設に訪問したことを思い出した。
 放射線がもたらす影響がどれだけ恐ろしいものかを身近に感じた。
ここでの演奏も心のこもった元気ある太鼓で、 施設の方々は涙を流しながら感動してくださった。
三日間という短い期間ではあったが、 私たちができること

「心を込めて太鼓を演奏し、 多くの人を元気づけたい」

打鼓音はこれからも被災地の方々を応援していこうと、 心に誓った。
この夏に「弾打(だんだ)」という新曲を完成。
東北を応援する曲として渡邊晃伸が作曲した。